Markins Ballhead

Markins Q10
今回は、撮影機材、自由雲台についてです。
これまでも、軽量堅牢という相反する条件の下、三脚選びを進めてきました。結局GITZOに落ち着いたわけですが、今度は雲台の軽量堅牢化に取り組んできました。随分と購入しては要求に満たずまた購入してはと繰り返しました。そしてこの Markins にたどり着きました。「すばらしい!」の一言です。ハッセルブラッドにゾナー250mmを装着し、ノブで固定するとまったく動きません。(これまでの雲台は固定後フレームがずれてしまう)
このマーキンスのボールヘッド・シリーズ Q10は、「小型化、軽量化に加え、更に向上した性能を備えたプロ用の高性能ボールヘッド。重量対比支持荷重の割合が 90を超えるという他に類を見ない驚異的な性能」とMarkinsのHPにあります。アルカスイス、SIRUI、ベンロウ等随分比較検討しました。横浜の2012CP+にも出向き、実際に各メーカーのものを操作してみました。しかし、数値上Markinsを上回るのはアルカスイスだけでしたし、アルカスイスはやたらと高価。それにいくつかのブログでアルカスイスの企業としての姿勢に疑問を投げかけている情報もあり、結論として「Markins」としたわけです。しかし、Markinsは国内販売していません。直接メーカーから購入することになるわけでこの点が不安でした。WEBで注文後、「オーダーを受け付けました」のメールもなく大変不安でしたが、4日後、いきなり国際小包で商品が届きました。とりあえず安心。

ハッセルをセットしたMarkinsQ10 ハッセルの底にねじでプレートを固定
結果、重量490g、耐荷重量45kg、底径62mmはGITZOのマウンティニアシリーズのⅠ及びⅡシリーズ両方にぴったり。ハッセル用プレートも、ご覧のように元々ハッセル本体に付いている純正のプレートをやや厚みを厚くしたものでカメラにねじで6カ所固定するタイプで堅牢。これは満足できそうです。GITZOのマウンティニアシリーズと一体感を感じるデザインも気に入って実際満足しました。何よりも基本性能の高さに大満足です。